廿日市20名山 権現山
R7(2025).7.4

699m

合計時間4時間23分(休憩1時間3分を含む)  距離6.8km 獲得標高484m

7月に入って毎日熱中症アラートが鳴りまくっています。
こんな時は・・・
そうだ!山に行こう!
来週からお仕事が始まると、行けなくなるかも・・
最近お気に入りの岩倉キャンプ場も平日はすいてるし…
午前中予約していた健康診断を済ませ、午後からゴー
案の定貸し切り状態で、お約束のバーベキュー
早めに就寝して明日に備えました。

朝4時半に起き、6時にキャンプ場を出発
登山口のおおの自然観察の森を目指します。
観察の森入口ゲートが閉まっていたので、手前の広場に
車を停めさせてもらいました。
  ゲートのすぐ上に駐車場
トイレもありましたが、
残念ながらトイレットペーパーはありませんでした。 
駐車場を降りると素敵な林道が続いていました。
まだ朝早いので風もさわやかでとても気持ちがいい。 
 
   おおの自然観察センター
入口の看板に
“キノコ観察会”の案内を見つけた相棒は大興奮
帰りに予約をして帰ろう!!
モリアオガエルの池
オタマジャクシがたくさん泳いでいました。
池の周りの木には泡のような卵が・・・
卵を守るためにこんな高いところまで登って生むんだね。
子どもを守りたい・・
その気持ちが種を守っていくのですね。
ベニマンサク湖
野鳥を観察する観察小屋もありました。
秋この池の周りをゆっくり散策するのも楽しそう・・
ハッチョウトンボのいるという水辺
残念ながらハッチョウトンボには会えませんでしたが
水面にびっしり咲いた白い可憐な花
かわいい・・
 未草(ひつじぐさ)

昔の時刻の数え方の一つである未の刻(14:00)ごろに花が咲くことからこの名前になったそうです。
実際は午前11時頃から先はじめ夕方4時ごろしぼんでいき、
一つの花は3日、3回咲いた後、水中にしぼんで実をつけるとか…
はかない花ほど、可憐で美しい…
権現山登山口。
ここから、湖と離れ山道へ。
最初左手にあるこの分岐看板を見過ごして、
少し先の東屋に上がってしまいました。
  今日も、日差しから気が守ってくれそうです。
サカキ、シロダモ
最近分かるようになった木に出会うとうれしい… 
キノコ観察会が開かれるだけあって、
今日はキノコが盛りだくさん。
相棒は写真撮影に忙しい…
いかにも毒のありそうな
でもきれいなキノコです。
おむすび岩への分岐から権現山へとあがっていくと
石がゴロゴロ
 権現山山頂
 山頂到着動画
山頂に展望ありませんでしたが、少し先に展望所がありました。
三角点の前には、権現という名の通り祠(の跡?)。
今日も無事に登らせていただいて
ありがとうございます。
山頂でお約束のコーヒーを飲んだらおむすび岩へ。
分岐から思ったより登るなぁと思ったら、
権現山が699m
おむすび岩667m
30mしか違わないんか~い
木々にしっかり守られているのに、
空気は少し熱気を帯びていて
汗が滝のように出ます。。
やばいよ。
 おむすび岩に到着
ほんとにおむすびみたいでかわいい~
周りにここより高いところもないのに、
どこから転がってきたのでしょうねぇ。
急な下りに足ががくがくしそうになるころ
湖近くまで下りてきました。
カブトムシ散策路など
いろんな小路に分かれていて
楽しそう
今日も木が緑が守ってくれました。
でも、それでも汗をかいた体は火照って
水分を欲しています。
これからの登山は
午前中短時間が必須だね。

帰りに、おおの自然観察センターできのこ観察会のことを教えていただきました。
予約はいらないそうですが、もう私たちのスケジュールには赤丸で入っています。
うわぉ、楽しみ~
山での楽しみがまた一つ広がります。


おくちゃんのキノコ畑

アカヤマドリタケ

イグチ科のキノコで食用だそうです
大型で25cm位にもなるそうで結構おいしいそうです

たべんけど・・・
ヤマドリタケ

なんかボルチーニとして扱われているそうですが
柄が白くないので・・・

ヤマドリタケは針葉樹林で柄に網目がなく
ヤマドリタケモドキは広葉樹林で柄に網目があるそうです
傘がビロード状なのはモドキらしいです
オクヤマイガニグチ

傘がビロード状なのでヤマドリタケモドキのようですが
柄が黒いので・・・
オクヤマニガイグチのようです

山奥の食べたら苦いイグチだそうです
たべんけど・・・
キアミアシイグチ

黄色で柄に網状模様がついているところから名がつけられています

苦いそうです
たべんけど・・・
ベニイグチ

傘がピンク色で柄もピンク色なことからこの名がつきました
イグチに毒はなしと言われていますが
よくわからないそうです
たべんけど・・・
マツオウジ・・・

松に旺盛に生えるところからきているそうですが
松葉が落ちているからそうなのかなぁ

マツオウジならば食べられるようです
たべんけど・・・
アワタケヤマドリ

ヤマドリタケモドキに寄生する菌類で
泡のように繁殖する様子からこの名が付きました
もともとはヤマドリタケモドキなんだぁ
ヒイロタケ

緋色茸と書いて鮮やかな赤色という意味です
食用には向きませんが
染色などに使われるようです
ニッケイタケ

肉桂色(シナモン色)に近いとこからついているそうです
シナモンってこんな色だっけ

面白いキノコです
シロイボカサタケ

名前の通りですね
食べられるかどうかは不明だそうです

たべんけど・・・
タマゴテングタケ

テングタケは真っ赤な幼生で食用ですが
同じ形でこの色はタマゴテングタケ
死に至る猛毒です

こわー
どっちもたべんけど・・・
今回はイグチ系にたくさん出合いました
今度キノコ観察会に行ってきます
この中に和製ボルチーニがあるかもしれません
たのしー

アウトドアレポート